コミュニケーション研修

研究活動日記

                
                

はじめに

 尊敬する先生から「論文を読まない日があるなんて言語道断。研究者にとってそれは『今日呼吸しなかった』と言っているようなものです」という励ましの言葉と、記録の大切さを教えていただきました。また、以前研究を見てもらっていた先生は、院生に向けて「研究者は発信をするべきだ」と言っています。

 記録を残すことは自分のモチベーションにもいい影響を与えてくれそうですし、備忘録としても便利です。私の興味関心を発信する事は、執筆やテレビのコメントなど、お仕事の依頼を検討している方のミスマッチを防ぐという意味でも役立つかも知れません。‥‥という想いから記録を始めることにしました。

現在取り組んでいる研究

 現在取り組んでいる研究は、謝罪時の非言語コミュニケーションです。頭を下げる行為と赦し感情に着目しています。

社会心理学領域の対人コミュニケーションに興味があり、印象形成、非言語コミュニケーション、欺瞞コミュニケーション、交渉などの分野を勉強しています。コミュニケーションについては先行研究は様々な領域で行われているので、領域をまたいで調査整理するようにしています。

現在執筆中の書籍はスピーチレベルシフトがテーマです。社会言語学というよりは、社会心理学寄りの切り口から、読み物として楽しんでもらえるような本を目指して書いています。過去に執筆した書籍では、パワーバランスがある状況での交渉をテーマにした本があります。

所属学会は日本社会心理学会、日本応用心理学会です。教員としては、大学院の客員教授、専門学校の講師などを経て、私立大学の生涯学習機関で講師をしています。復職支援の公的プロジェクトでは、某私立大学の講師チームの末席に加えていただいて活動してきました。

テレビや雑誌の企画監修、企業サイトのサイコグラフィック領域、企業と連携したコンサルティング業務のお手伝いもしています。

                
                

感情コミュニケーション研究会キックオフ

 対人コミュニケーションを深堀りしていくと、相互作用や感情は避けて通れないので、お誘いいただいて即答してしまったシンポジウムです。

  感情や個人差はコミュニケーションに大きな影響を与えますので、大変興味深い研究会だと感じました。自他の相互関係理解のための学術的研究は今後、盛んになっていくでしょう。そう言った意味でも研究者が交流できるこのような場ができる事は意義深いことです。

  感情コミュニケーション研究会の世話人の皆様、素晴らしい機会を作ってくださってありがとうございました。(2021年3月)

                
                

高齢消費者の意思決定

 学会のワークショップに参加しました。高齢者の人口は増加し続けています。消費行動が活発な団塊世代がシニア入りしてから、多くの業界がシニア マーケットに注目しているようで、私の経営するデザイン事務所にも、シニア向けのパンフレットやホームページの相談が増えています。

 消費者行動は昔、過去に勉強したものの、最近では消費者心理も変わってきていることを体感しており、昨年は大学のエクステンションセンターで消費者行動心理学を学び直しました。しかし、また変化を感じています。私はデザイン事務所を経営していて、企業サイトのサイコグラフィック領域を担当しています。そのため様々な企業のWEBサイトでのデータを見続けてきたのですが。ウイルスの登場で様々な変化をリアルに感じています。高齢消費者の存在感も強く感じているところです。

 今回ワークショップに参加するにあたり、関連書籍をひっぱり出して勉強し直しました。

 話素晴らしい話題提供、新たな切り口、考え直す機会をくださった神戸大学大学院の関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。現場でもなるほどと納得することが多く、大変勉強になりました。

 オンラインが進み、研究会などに参加しやすくなったのは、働きながら勉強をしている私にとっては大変ありがたいです。対面だとしても、絶対神戸まで行ったと思いますが。(2021年3月)
          
                

アツギのタイツPR謝罪の件について

 謝罪会見や公式謝罪の変遷を調査整理している関係で、アツギのタイツPR謝罪の件も調査しました。アツギはPRに用いたイラストに性的表現を感じる方々がいたことに対し、モラルの甘さがあったと謝罪しています。謝罪の仕方で更に炎上させてしまう企業や、企業価値を下げてしまう企業もあるのは皆さんご存知の通りだと思いますが。アツギの謝罪は、迅速で的確だったと思います。問題になったイラストは、アウトだと思いますが、事後対応でむしろファンになりました。株価の動きも納得でした。

 個人の不快感情は、時間の経過と共に減少しますが集合的感情は相互作用により再度上昇することがあります。これは感情のカスケード現象と言われています。(Brady, W. J., Wills, J. A., Jost, J. T., Tucker, J. A., & Van Bavel, J. J. (2017). Emotion shapes the diffusion of moralized content in social networks. Proceedings of the National Academy of Sciences, 114(28), 7313-7318.)  

 謝罪が必要な場合は速やかに謝ること。これは大変重要なポイントでもあります。アツギは11月3日の時点で既に謝罪をしています。その迅速さは、日頃からリスク管理について考える機会のなかった企業では難しいと思います。私も会社を経営しているので、この機会にリスク管理について考える機会を持つことにします。また、リスク管理の研修やガイドライン作りなどを依頼してくださっている企業様にも、早速連絡を入れさせてもらいました。(2020年11月)
          
                

夫婦のコミュニケーション 先行研究の見直し

 テレビ局から依頼があり、夫婦のコミュニケーションについて関わらせてもらいました。「コミュニケーション」で思い出してもらえるのが嬉しいですし、依頼があれば最新のものが出ていないかも含め、先行研究の見直しをするので私も勉強になります。リサーチの皆様、番組関係者の皆様、ありがとうございました。

 以前はコメンテーターのお仕事もさせてもらっていましたが、一視聴者として考えると、私は芸人さんやタレントさんのコメンテーターが好きです。なので自分はできるだけ学術的な部分でお役に立てたらいいなと思う今日この頃です。

 今回は裏方なのに、わざわざ私の名前と写真を使ってくださったようです。ありがとうございます!企画段階でのご相談、アドバイスだけでもOKなのでリサーチの皆様、お気軽にご連絡ください。私も気合を入れて先行研究の見直しをするので勉強になります。(2020年9月)
          
                

有名俳優さんの自殺 辛い時の声がけについて

 某有名俳優さんの自殺に胸を痛めています。過去を振り返ると、有名アイドルの自殺後に自殺が続いたということもありました。どうか死なずに逃げてください。

 厚生労働省の自殺に関する調査を見てみると自殺をしてしまう人の数は、ここ数年下降しています。それにしても多いのですが。

 青い線が男性、赤い線が女性。男性は女性の2.2倍も多くなっています。相談する人がいないということもあるでしょう。でも、無理に事情を聞こうとする行為には注意が必要です。女性は話すことがストレスコーピングになりやすいのに対し、男性の場合、恥感情の影響で話すことはストレス緩和になりにくいという先行研究もあります。「頑張って」という声がけも、危険です。大震災後の調査でも「頑張って」という言葉に対してネガティブな感情をもったという声が多く見られました。

「どんな言葉をかけたらいいですか」と聞かれますが、本当に辛い時は見守るように務め、話したい時にいつでも声をかけてもらえるように伝えておくことくらいしかできないと思います。励ますのは、気持ちが上向く時期に入ってからです。(2020年7月)
          
                

社会心理学会大会

 社会心理学会の大会に参加しました(2019年11月)。今年は立正大学でした。東京での開催は、移動や宿泊がないので楽ですね。近所に飲食店が豊富なのも助かります。過去の苦い思い出が蘇りました。
          
                

社会言語学講習会

 学術総合センターで開催された社会言語科学会事業委員会の講習会に参加してきました。ここのところ、ちょっと忙しくて、丸一日の講習会に本当に行けるのか?と心配でした。大変、有意義な講習会で、強引にスケジュール調整をしてもらって良かったと感じました。

 国立情報学研究所の周りって、日曜にやっているお店が少ないです。昼食難民になるであろうことを予測した親切な先生が、参加者のためにランチマップを用意してくださっていました!ありがとうございます。このマップ、欲しい先生も多数いらっしゃいますよね?アップしておきます。(2019年10月)
          
                

院生リーグ

 院生リーグにお邪魔してきました。東大というと皆さんは何を思い浮かべますか?私は「赤門ラーメン」と「ローソンのロゴ」を思い浮かべます。 東大構内にあるローソンのロゴは、ユニークなんですよ。(2019年11月)
          
                

ポジティブ心理学研究会

 ポジティブ心理学の研究会が東洋大学で二日間にわたり開催されました(2019年2月)。今年のシンポジウムはオーストラリアで開催されます。国内ならどこにでも出かけていく私ですが、オーストラリアは少し悩みます。
          
                

学会大会

 社会心理学会の大会に参加しました(2018年8月)。今年は追手門学院大学。数年前に消費者行動の研究会で、帰りが大変だったことを思い出し、バス時間をチェックし、念のためタクシー会社の電話番号をメモして行きました。他の先生から大学への道が混むという情報をいただいたので、早起きし、無事に到着。偶然、昔一緒に登壇をしたことのある先輩に会いました。ポスター展示だそうですが、あれ、同じ学会だったっけ。
          
                

合同研究会

 コミュニケーション関連の合同研究会に参加しました(2019年8月)。場所は関西大学でした。
          
                

コロキウム参加 正直さの研究

 学会のコロキウムに参加しました(2018年2月)。正直さについての社会神経学からのアプローチという大変興味深い内容でした。私はここ数年欺瞞コミュニケーションに興味をもっているので、参加いたしました。東大といえば、楽しみなのが赤門ラーメン。美味しかったです。
          
                

テレビドラマのタイアップ 怒りと攻撃性について

 テレビドラマ「ブラック・リベンジ」のタイアップで連動コラムを担当しました(2017年10月)。謝罪の研究に取り組んでいるので、攻撃性や怒り感情についての論文には詳しい方かなと思います。今回は久々に先行研究の調査整理をし直し、寝不足の日々が続きました。ドラマに合った復讐や怒り感情について、読み物として楽しんでもらえるコラムを執筆することができました。各種媒体やニューズなどでも取り上げていただけました。大役を無事に終えることができて良かったです。
          
                

早稲田大学オープンカレッジ

 今年度は八丁堀校にて「交渉」と「プレゼンテーション」を担当しました(2017年)。
          
                

消費者行動国際シンポジウム

 消費者行動の国際シンポジウムに参加しました(2017年9月)。ロゴの形状が企業の印象形成に及ぼす影響は、うちの会社でも熱心に研究している人がいます。国際的な観点からも確認することができ、勉強になりました。紙の質感や重量に関することも、勘でやってきて商業的に正しかったことが、学術的にも正解だとわかりました。

期せずして、テレアビブ大学で心理学の研究をしているタルマローベル氏のお話を聞くことができました。趣味の悪女研究の方で彼女の本を読み込んでいたので、とても嬉しかったです。
          
                

交渉学会

 交渉学会の講演を聞きに行ってきました(2017年6月)。実は私も交渉の本を書いておりまして、一応、台湾や中国でも翻訳してもらっています。復職支援の公的プロジェクトでは私立大学の講師として交渉を担当しているので、ぜひ参加したかったのです。

授かり婚を英語で「Shotgun wedding」ということを初めて知りました。散弾銃を突きつけて、結婚を強いることが語源だそう。
          
                

コミュニケーション学 公開シンポジウム

 コミュニケーションの公開シンポジウムに参加しました(2016年11月)。「コミュニケーション学とは関係を快適にする学問」という東経大の先生の言葉が印象に残りました。
          
                

FD研修会

 FD研修会に参加しました(2016年3月)。FD研修会とは、教員が教え方などを学び直したり、情報交換などをしたりする研修のことです。

一応、教育工学は勉強しましたが、教える仕事をする以上はFDには積極的に参加しなければと思っています。大学はシラバスは見られますが、教え方は任されてますもんね。東洋大学は通いやすいし、キレイだし、加藤先生がいるしで、息子にどうかなと妄想しています。
          
                

シンポジウム

 シンポジウムに参加してきました(2016年3月)。話題提供は向後先生、小塩先生。話し方も含め、勉強になりました。先生、ありがとうございます、新刊買いましたよ!
          
                

自己抑制シンポジウム

 自己抑制がテーマのシンポジウムに参加しました(2015年3月)。行動遺伝学、発達心理学、社会心理学のそれぞれの観点から自己抑制について話題提供がありました。近接領域、違う分野からの考え方に触れる大変、貴重な機会でした。

          
                

研究会 ストレスコーピング

 S研の研究会に参加しました(2014年12月)。今回のテーマはストレスコーピング。日誌法が興味深かったです。関係者の皆様、いつもありがとうございます。

          
                

顔とコミュニケーション 国際シンポジウム

 シンポジウムに参加しました(2014年11月)。テーマは「Face and communication: Cognitive basis and its evolution」領域をまたいで複数の先生からお話を聴くことができ、意見交換ができる貴重な機会でした。このような素晴らしい機会が増えますように。

          
                

警察政策フォーラム

 警察の政策フォーラムに参加しました(2014年3月)。今回のテーマは「メディア社会における警察の情報発信について」でした。私は、過去に某警察署の生活安全課で地域安全ニュースの編集長をしていました。発信の重要性も、知る権利についても、防犯の効果についても理解しているつもりですが、それ以上に配慮しなければいけない繊細な面についても痛いほど知っているつもりです。

現在は、企業のWEBサイトのサイコグラフィック領域を担当し、アクセス解析からPDCAをまわしているわけですが、WEBの力を体感する反面思わぬ反応を引き起こすケースも見ています。イギリスのような取り組みは、まだ日本では早いのではないかと感じます。今後の動向をチェックしていきたいと思います。

          
                

研究会

 学会の研究会に参加しました(2013年12月)。今回のテーマは「選考の自己推論過程」でした。これまで商業ベースの様々なシーンで体感していたことが腹落ちしたというか、遠くまで出かけて行った甲斐がありました。ありがとうございます。

          
                

社会心理学シンポジウム

 公開シンポジウムに参加しました(2013年5月)。「Well-being」というキーワードに惹かれます。

          
                

大学院選考会の審査員

 客員教授を務めている大学院の優秀プロジェクト選考会があり、審査員を務めました(2012年2月)。力の入ったプロジェクトばかりで、レベルの高さを感じました。選ばれた方、おめでとうございます。今回選ばれなかった方のプロジェクトも心から素晴らしいと思いました。私が保証します、いいプロジェクトでした!引き続き、頑張ってください。
          
                

津田塾大学で公開講座

 津田塾大学で公開講座を行いました(2010年12月)。テレビで見てくれたそうで、呼んでいただきました。行動力がすごい。女性の意思決定をテーマにお話ししてきました。関係者の皆様、ありがとうございました。
          
                

成城大学でキャリア形成論を担当

 成城大学でキャリア形成論Ⅳを担当しました(2009年)。当時のブログに学生が書き込んでくれたコメントが嬉し過ぎるので、記念に転載しておきたいと思います。書き込んでくれた人、本当にありがとう!

「こんばんわ。まさに成城大学で講義を受けていた学生の一人です。生の社会人の先輩の声が聞けておもしろかったです。そして大学のどんな授業よりも人生に役に立つと思ってしまいましたw。みんな真剣に聞いていたと私は感じましたよ。だって本当に興味深くて誰もが経験しなくてはならない「社会人」の体験談ですもん。 私は4年ですが、春から社会人になることが、少し怖いなと思っていました。失敗もするだろうし、先輩に嫌われもするだろうな。と。どんなに自分に合わなくても、辛くても辞めちゃダメだ!!って思ってました。でも一回目の職業はクジですものね・・。社会人になってみて、壁にぶち当たった時に先週、昨日と聞いたお話のコツを試してみようと思いました。 また成城に来て、後輩たちにためになる講義してあげてください」
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